2019年4月21日、江戸川橋のピアノパッサージュで、教室発表会を行いました。
4歳から大人の生徒さんまで、それぞれに持ち味のある、素敵な演奏を披露してくださいました。
緊張しながらもステージに立たれ、嬉しそうな表情、生き生きとした表情がみられました。
何か表現できることがある、ということは喜びであり、その人の人生をより豊かにすることだな、と改めて感じました。
大人のためのアマチュア・ピアノコンクールや、ブルグミュラーコンクールへの参加を目標に練習されている方。
勉強で忙しい中でも、練習の時間を上手くみつけながら取り組まれている方。
作曲のワークや楽典(音楽に関する知識)など、いろいろな角度から音楽を勉強されている方。
それぞれのペースで、楽しく頑張っていらっしゃる生徒さんたちです。
講師演奏では、ドビュッシーの「月の光」「塔」などを取り上げ、ベートーヴェンなど古典の作品とはどんな違いがあるのか、聴き比べクイズをして会場の皆さんと一緒に考えました。
作曲家:ドビュッシー・・・ドビュッシーは音楽の「印象派」を開発しました。色彩の美しさを感じられる作品を、多く残しています。
画家:モネの「睡蓮」・・・絵画の「印象派」の代表作です。ドビュッシーの音楽とも共通点がみられます。
発表会の最後には、ガーシュウィンのラプソディー・インブルーを連弾で演奏しました。
桐朋学園の同級生で、国際コンクールの入賞歴もあり大変活躍されているピアニスト、木村佳野さんと。(冒頭のみ↓)
ガーシュウィンはアメリカの作曲家で、ジャズの要素のある躍動感ある作品が魅力的です。
冒頭の部分は、彼が旅に出て列車に乗り、汽笛や列車の動き出す音を聴いて発想を得たそうです。
講師:加納愛実